※台風9号・サオラ―についてはこちらで触れています。
※台風12号・キロギーについてはこちらで触れています。
台風が日本に近づいてくると、レジャーだけでなく、交通機関の乱れにより通勤通学にも影響が出てしまいますよね。
沿岸地域では高波や暴風が心配ですし、地震が続いた後に暴風雨が直撃すると土砂崩れの危険性もあります。
台風のたまご発生情報から進路や現在地を把握することは、災害対策や安全確保のためにとても重要です。
そこで今回は、
・Joint Typhoon Warning Center
・欧州中期予報センター
・Windy
・気象庁
などの情報源を活用して、最新の台風情報や今後の日本の天気について調査しました。
※「台風のたまご」とは
台風が発生する前に起こる小さな低気圧のことであり、それが成長して台風となります。
台風のたまごの発生や成長は、気象学の専門家が観測や予測を通じて監視しています。
気象庁による台風11号の現在地・強さ・進路予想

11号 先島に最接近
台風11号は先島諸島に最接近しており、3日にかけて非常に強い風が吹き、海上ではうねりを伴って波が高まるでしょう。また、台風本体や周辺の雨雲がかかり局地的に激しい雨の降る所がある見込みです。なお、小笠原諸島付近の台風12号は3日にかけて北西に進み、4日頃には熱帯低気圧に変わるでしょう。[2023-09-02 16:25:27 更新]
https://www.bioweather.net/typhoon/typhoons.phpより引用
・現時点で台風9号サオラ―、台風11号ハイクイ、台風12号キロギーが発生しています。
・台風9号は中国大陸へ上陸しました。
次に、JTWC(米軍合同台風警報センター)のデータを見てみましょう。
台風11号JTWC(米軍)による現在地・強さ・進路予想
02/0600Z→現地時間2日06:00(日本時間2日15:00)現在
・台風9号と台風11号、台風12号が発生しています。
Joint Typhoon Warning Center(米軍合同台風警報センター)は、アメリカ合衆国国防総省の機関であり、アジア太平洋地域の台風情報を提供しています。
JTWCが発表する台風情報は、一般の人々も利用できます。
情報は通常6時間ごとに更新されますが、注意点として、時刻表記が協定世界時(Z)であり、日本時間に直すには9時間を加える必要があります。

・赤矢印“TY09W SAOLA”は台風9号サオラ―です。
・赤矢印“TY10W HAIKUI”は気象庁では台風11号ハイクイと発表されています。
・赤矢印“TS11W KIROGI”は気象庁では台風12号と発表されています。
図の見方は
・黄色の円(LOW)→24時間以内に台風になる可能性が低い
・オレンジ色の円(MIDIUM)→台風になる可能性は高いが24時間以上かかる
・赤色の円(HIGH)→24時間以内に台風になる可能性が高い
・水色の円(SUB TORPICAL)→台風と熱帯低気圧の間
・赤矢印→熱帯低気圧または台風
TD 温帯性低気圧・熱帯低気圧(最大風速11m/s以上)
TS 台風(最大風速17m/s=34ノット以上)
TY 強い台風(最大風速32m/s以上)
STY スーパー台風(最大風速67m/s以上)
※風速とノットの変換は気象庁https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kansanhyo.htmlに表が載っています

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台風11号ECMWF(欧州中期予報センター)による現在地・強さ・進路予想
2023年9月2日21:00時点、台風9号・11号・台風12号が発生しています。
欧州中期予報センターは、10日間の予想天気図を確認できます。
一般のアクセスも可能で、世界一の数値予報精度と言われています。


画像は東アジア地域で、台湾付近にあるのは台風11号ハイクイ、小笠原付近にあるのが台風12号キロギーです。
色の濃さと渦(「L」という低気圧)で視覚的に台風を確認することができます。
日本では17m/s以上の風速がある熱帯低気圧は台風と認定されるので、カラーバー(上の画像)の黄緑より右側の色がついていれば注意が必要です。

台風11号たまごWindyによる現在地・強さ・進路予想
Windy(ウインディ)は、米軍やヨーロッパの情報を基に世界中のリアルタイムの気象データや台風の現在地を提供するチェコ発の人気のウェブサービスです。
雨、風、温度など天気に関するあらゆる情報が見られます。
台風の接近に備え暴風や高波に厳重に警戒し、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。早めの台風対策が必要です。
①風の向き、強さ
②雨の様子
③海水温
熱帯から亜熱帯海域の暖かい海上(海面水温が26.5℃以上)で、台風が発生するといわれています。
現時点でかなり台風が発生しやすい状況と言えます。

こちらは9月2日7:00時点の風の様子です。
次にハリケーントラッカーで進路を見ていきましょう。
windyハリケーントラッカー
画像はwindy(ウインディ)リアルタイムのデータです。
海水温の色分けは以下の画像の通りです。
↓↓↓

また、Windyの画面右側のアイコンにある「ハリケーン」をクリックすると、進路予想が見られます。


複数ある場合は、画面左のリストから見たい台風や熱帯低気圧の名前をクリックすると切り替えができます。

9月2日7:00のハリケーントラッカーによる風のようすです。
このまま再生してみます。

9月6日まで再生した、ハリケーントラッカーによる雨と雲の様子です。
沖縄はまだ雨雲がかかっています。

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実況天気図による進路予想・日本への影響は?
9月2日18:00発表、気象庁による天気図です。
台風11号ハイクイ、台風12号キロギーが相次いで発生しています。
台風9号は中国大陸へ上陸しました。

3日は、台風11号が沖縄の先島諸島に接近するでしょう。先島諸島では、強風や高波、大雨による災害、高潮に注意、警戒が必要です。九州から東海にかけては晴れ間がでますが、所々で雨や雷雨となり、局地的に激しい雨が降るでしょう。関東は、夕方以降は次第に雨や雷雨になりそうです。北陸と東北は大体晴れますが、一部で雨が降るでしょう。北海道は青空が広がる見込みです。
https://tenki.jp/guide/chart/より引用
飛行機・新幹線のリアルタイム運行状況
リアルタイムの運行状況は以下のリンクからご確認ください。
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まとめ
現在日本付近に発生している台風11号、台風12号に加え今後、夏~秋にかけて台風が続々発生することは確実なので、豪雨や台風に備えた対策をしっかり講じましょう。
なお、様々な気象情報を使って簡単に台風予測をすることが可能です。
参考にしたサイトをまとめましたのでご活用いただければ幸いです。
JTWC(米軍合同台風警報センター)
https://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)
http://www.ecmwf.int/
Windy
https://www.windy.com/
気象庁
http://www.jma.go.jp/jp/typh/
tenki.jp
https://tenki.jp/guide/chart/
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