台風が日本に近づいてくると、レジャーだけでなく、交通機関の乱れにより通勤通学にも影響が出てしまいます。
たとえば、台風のたまごが発生した場合、避難場所や避難経路を事前に確認しておくことで、万が一の際にスムーズに避難することができます。
また、たまごの情報を正確に把握することで、農作物や建造物への被害を最小限に抑えることも可能です。
このように、台風のたまごをいち早く確認することは、台風への備えとして非常に重要です。
そこでこの記事では
・Joint Typhoon Warning Center(米軍台風警報センター)
・ECMWF(欧州中期予報センター)
・Windy
・気象庁
などの情報源を活用して、最新の台風情報や今後の日本の天気について調査し、ご紹介しています。
※「台風のたまご」とは
台風が発生する前に起こる小さな低気圧のことであり、それが成長して台風となります。
台風のたまごの発生や成長は、気象学の専門家が観測や予測を通じて監視しています。
まず、JTWC(米軍合同台風警報センター)のデータを見てみましょう。
台風14号たまごJTWC(米軍)による現在地・強さ・進路予想
25/0900Z→現地時間25日09:00(日本時間25日18:00)現在
台風のたまご”TD13W””92W”が発生しています。
Joint Typhoon Warning Center(米軍合同台風警報センター)は、アメリカ合衆国国防総省の機関であり、アジア太平洋地域の台風情報を提供しています。
JTWCが発表する台風情報は、一般の人々も利用できます。
情報は通常6時間ごとに更新されますが、注意点として、時刻表記が協定世界時(Z)であり、日本時間に直すには9時間を加える必要があります。

・黄色の円“92W”は台風のたまごですが、24時間以内に台風になる可能性が低いものです。
台風にならずに消えてしまう場合もあります。
・赤矢印“TD13W”は最大風速17m/sに到達したら台風14号となります。
日本に影響があるものかどうか、次で調べてみましょう。
図の見方は
・黄色の円(LOW)→24時間以内に台風になる可能性が低い
・オレンジ色の円(MIDIUM)→台風になる可能性は高いが24時間以上かかる
・赤色の円(HIGH)→24時間以内に台風になる可能性が高い
・水色の円(SUB TORPICAL)→台風と熱帯低気圧の間
・赤矢印→熱帯低気圧または台風
TD 温帯性低気圧・熱帯低気圧(最大風速11m/s以上)
TS 台風(最大風速17m/s=34ノット以上)
TY 強い台風(最大風速32m/s以上)
STY スーパー台風(最大風速67m/s以上)
※風速とノットの変換は気象庁https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kansanhyo.htmlに表が載っています
JTWC(米軍)による進路予想図
赤矢印のTD13Wの進路予想図は以下の通りです。
ベトナムからラオス、タイに向かっており、日本には影響はありません。


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台風14号たまごECMWF(欧州中期予報センター)による現在地・強さ・進路予想
2023年9月26日0:00現在、台風のたまごが発生しています
欧州中期予報センターは、10日間の予想天気図を確認できます。
一般のアクセスも可能で、世界一の数値予報精度と言われています。
色の濃さと渦(「L」という低気圧)で視覚的に台風を確認することができます。


日本では17m/s以上の風速がある熱帯低気圧は台風と認定されるので、カラーバー(上の画像)の黄緑より右側の色がついていれば注意が必要です。

台風14号たまごWindyによる現在地・強さ・進路予想
Windy(ウインディ)は、米軍やヨーロッパの情報を基に世界中のリアルタイムの気象データや台風の現在地を提供するチェコ発の人気のウェブサービスです。
雨、風、温度など天気に関するあらゆる情報が見られます。
台風の接近に備え暴風や高波に厳重に警戒し、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。早めの台風対策が必要です。
①風の向き、強さ
②雨の様子
③海水温
熱帯から亜熱帯海域の暖かい海上(海面水温が26.5℃以上)で、台風が発生するといわれています。
現時点でかなり台風が発生しやすい状況と言えます。

こちらは9月25日0:00時点のwindyの画像です。
ここ数日、熱帯低気圧が発生しては消えている状況です。
このまま注視していきます。
windyハリケーントラッカー
画像はwindy(ウインディ)リアルタイムのデータです。
海水温の色分けは以下の画像の通りです。
↓↓↓

また、Windyの画面右側のアイコンにある「ハリケーン」をクリックすると、進路予想が見られます。


複数ある場合は、画面左のリストから見たい台風や熱帯低気圧の名前をクリックすると切り替えができます。

上の画像は台風14号のたまごです。
ハリケーントラッカーでははっきりとした進路がわかりません。

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気象庁による台風の現在地・強さ・進路予想


気象庁が発表した台風情報によると、現在は日本近海で台風は発生していません。
実況天気図による進路予想・日本への影響は?
9月25日21:00発表、気象庁による天気図です。

今夜からあすにかけて本州付近は高気圧に覆われるため、雲は多めながら概ね穏やかに晴れる見込みです。なお、明け方まで宮崎など九州南部を中心ににわか雨が残るでしょう。午後になると日本海に気圧の谷が進み、山陰、北陸や東北南部などで雲が広がる見込みで、夜にかけて所々でにわか雨が降るでしょう。各地とも朝晩はこの時期らしい気温ですが、日中は西・東日本で30℃前後まで上がり、夏のような暑さとなるでしょう。[2023-09-25 16:56:23 更新]
https://www.bioweather.net/より引用
飛行機・新幹線のリアルタイム運行状況
リアルタイムの運行状況は以下のリンクからご確認ください。
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台風接近に伴う日本・関東ライブカメラ
リアルタイムライブカメラはこちらです。
河川の水位情報はこちらで調べることができます。
まとめ
現時点では台風14号コイヌは発生していませんが今後、夏~秋にかけて台風が続々発生することは確実なので、豪雨や台風に備えた対策をしっかり講じましょう。
なお、様々な気象情報を使って簡単に台風予測をすることが可能です。
参考にしたサイトをまとめましたのでご活用いただければ幸いです。
JTWC(米軍合同台風警報センター)
https://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)
http://www.ecmwf.int/
Windy
https://www.windy.com/
気象庁
http://www.jma.go.jp/jp/typh/
tenki.jp
https://tenki.jp/guide/chart/
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