2023年7月28日に発生した台風6号・カーヌンは九州・鹿児島を通過中ですが、停滞している台風の影響が続きます。
※「台風のたまご」とは
台風が発生する前に起こる小さな低気圧のことであり、それが成長して台風となります。
台風のたまごの発生や成長は、気象学の専門家が観測や予測を通じて監視しています。
夏本番を迎えレジャーの計画を立てている方もたくさんいらっしゃると思いますが、気になるのは台風情報。
台風が日本に近づいてくると、レジャーだけでなく、交通機関の乱れにより通勤通学にも影響が出てしまいますよね。
沿岸地域では高波や暴風が心配ですし、地震が続いた後に暴風雨が直撃すると土砂崩れの危険性もあります。
台風の進路や現在地を把握することは、災害対策や安全確保のためにとても重要です。
そこで今回は、
・Joint Typhoon Warning Center
・欧州中期予報センター
・Windy
・気象庁
などの情報源を活用して、最新の台風情報や今後の日本の天気について調査しました。
台風6号2023の現在地・強さ・進路予想
台風6号カーヌンは朝鮮半島へ上陸し、熱帯低気圧に変わりました。
この更新をもって本記事の更新は終了します。
引き続き、台風7号ランの進路予想は以下の記事で更新中です。
台風6号カーヌン米軍(JTWC)による現在地・強さ・進路予想
Joint Typhoon Warning Center(米軍合同台風警報センター)は、アメリカ合衆国国防総省の機関であり、アジア太平洋地域の台風情報を提供しています。
JTWCが発表する台風情報は、一般の人々も利用できます。
情報は通常6時間ごとに更新されますが、注意点として、時刻表記が協定世界時(Z)であり、日本時間に直すには9時間を加える必要があります。

※10/0600Z→現地時間10日6:00(日本時間10日15:00)の情報となります。
赤い矢印“TS06W KHANUN”は「台風6号カーヌン」です。
TSの部分は最大風速によって変化します。
下のJTWCの基準によると「台風」に該当します。
米軍の天気図上にあった”TD07W”の赤矢印は“TY07W LAN”台風7号ランになりました。
下のJTWCの基準によると「強い台風」に該当します。引き続き進路など注視していきます。
図の見方は
・黄色の円(LOW)→24時間以内に台風になる可能性が低い
・オレンジ色の円(MIDIUM)→台風になる可能性は高いが24時間以上かかる
・赤色の円(HIGH)→24時間以内に台風になる可能性が高い
・水色の円(SUB TORPICAL)→台風と熱帯低気圧の間
・赤矢印→熱帯低気圧または台風
TD 温帯性低気圧・熱帯低気圧(最大風速11m/s以上)
TS 台風(最大風速17m/s=34ノット以上)
TY 強い台風(最大風速32m/s以上)
STY スーパー台風(最大風速67m/s以上)
※風速とノットの変換は気象庁https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kansanhyo.htmlに表が載っています

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台風6号カーヌン欧州中期予報センター(ECMWF)による現在地・強さ・進路予想
欧州中期予報センターは、10日間の予想天気図を確認できます。
一般のアクセスも可能で、世界一の数値予報精度と言われています。


2023年8月10日21:00時点の予想天気図です。
色の濃さと渦(「L」という低気圧)で視覚的に台風を確認することができます。
日本では17m/s以上の風速がある熱帯低気圧は台風と認定されるので、カラーバー(上の画像)の黄緑より右側の色がついていれば注意が必要です。
台風6号のほかに、もう一つある「L」が台風7号です。
中心部分に濃いグリーン(30km/sの風速)のエリアがあり、成長しているのがわかります。

台風6号カーヌンWindyによる現在地・強さ・進路予想
Windy(ウインディ)は、米軍やヨーロッパの情報を基に世界中のリアルタイムの気象データや台風の現在地を提供するチェコ発の人気のウェブサービスです。
雨、風、温度など天気に関するあらゆる情報が見られます。
台風の接近に備え暴風や高波に厳重に警戒し、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。早めの台風対策が必要です。
①風の向き、強さ
②雨の様子
③海水温
熱帯から亜熱帯海域の暖かい海上(海面水温が26.5℃以上)で、台風が発生するといわれています。
現時点でかなり台風が発生しやすい状況と言えます。
windyハリケーントラッカー
画像はwindy(ウインディ)リアルタイムのデータです。
海水温の色分けは以下の画像の通りです。
↓↓↓

また、Windyの画面右側のアイコンにある「ハリケーン」をクリックすると、進路予想が見られます。


こちらが「ハリケーントラッカー」で見た8月10日時点の台風6号進路予想図です。
「台風6号カーヌン」は九州に最接近したあと朝鮮半島へ抜けています。
ゆっくりな動きのため、まだ被害の拡大が懸念されます。

台風6号カーヌン気象庁による現在地と進路予想
気象庁が発表している天気図などの台風情報は私たちにとって一番身近なものです。
通常は3時間おきの発表ですが日本に300km以内に接近しているときは1時間おきの発表となります。

8月10日21:50発表の気象庁の天気図です。
台風6号カーヌンは、九州の西側をかすめて朝鮮半島へ向かっています。
もうひとつあった熱帯低気圧aは8月8日、台風7号になりました。予報円が近畿、東海、関東へ向かっていますので警戒が必要です。
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実況天気図による進路予想・関東や沖縄、九州への影響は?
8月10日18:00発表、気象庁の実況天気図です。
台風6号カーヌンの中心は985hPaになり、ゆっくり進んでいます。
小笠原沖にあった熱帯低気圧は8月8日台風7号になりました。965hPaでゆっくり進んでいます。
引き続き注視していきます。

11日は本州付近は高気圧に覆われますが、湿った空気が流れ込みます。
https://tenki.jp/guide/chart/より引用
中国、四国は雨が降りやすく、四国の太平洋側では局地的に激しく降るでしょう。引き続き土砂災害に警戒が必要です。
九州と、近畿から北海道は日差しもありますが所々で雷雨や激しい雨がありそうです。
台風の近づく小笠原諸島は大荒れの天気でしょう。
あすも日本海側を中心に危険な暑さが続きそうです
飛行機・新幹線のリアルタイム運行状況
リアルタイムの運行状況は以下のリンクからご確認ください。
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まとめ
台風6号カーヌンは大きな勢力でゆっくりと移動して朝鮮半島へむかっています。台風7号ランは今後のルートにも警戒が必要です。
さらに今後、夏~秋にかけて台風が続々発生することが確実なので、豪雨や台風に備えた対策をしっかり講じましょう。
なお、様々な気象情報を使って簡単に台風予測をすることが可能です。
参考にしたサイトをまとめましたのでご活用いただければ幸いです。
JTWC(米軍合同台風警報センター)https://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF) http://www.ecmwf.int/
Windy https://www.windy.com/
気象庁 http://www.jma.go.jp/jp/typh/
tenki.jp https://tenki.jp/guide/chart/
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