神戸っ子御用達の「とくれんゼリー」は、神戸の小学校で給食デザートとして提供されています。なんと言っても「シャリシャリ感がたまらない」ととても人気があります。
2024年4月4日のケンミンショーでも神戸の熱愛グルメとして紹介されるようです。
そんな「とくれんゼリー」は給食以外で手に入れることができるのか調査してみました!
とくれんゼリー市販の販売場所
子どもの頃に味わった「とくれんゼリー」は、大人になっても食べてみたくなりますよね!市販でも手に入れることが出来るのか調査してみました!
他には、兵庫県内のCoCo壱や神戸市中心のカツ丼チェーン「カツ丼吉兵衛」でデザートとして販売されていて、Xでも話題になっています。
三宮のCoCo壱に行ったら小学校の頃に給食でよく食べてたみかんゼリーがあったので食べみた。あの頃と変わらない懐かしの味でした。#とくれん #プデナーオレンジ80 pic.twitter.com/9OKe4tDy00
— 緑忍者だった人 (@65andninjanori) January 23, 2018
久々に吉兵衛のソースカツ丼ととくれん❗#吉兵衛#とくれんゼリー pic.twitter.com/oKHfP4coOw
— 6531dc-akki0123 (@6531dc) December 23, 2023
また、不定期ですが「コープ神戸」でも販売されているそうです。ただ、時期だったり売り切れている可能性もあるので、購入する際は各店舗にお問い合わせすることをおすすめします!
とくれんゼリー通販サイト
「とくれんゼリー」の通販があるかどうか調べてみました。
とくれんゼリーは楽天市場などのECサイトでも購入できますよ!
公式サイトではないので、送料と価格にご注意ください。

とくれんゼリーとは
一般的に「とくれんゼリー」と呼ばれていますが、ちゃんとした名称があります。
正式名称と由来を調べました。
正式名称:プデナーオレンジ80
プデナーオレンジ80は、1974年ごろから神戸の学校給食に登場したオレンジゼリーです。
名前の由来は
プリンのような
デザートで
80%果汁使用
から来たそうです。
80%果汁使用のこのゼリーは、果汁のフレッシュさを保つために冷凍状態で学校に届きます。
食べるころには溶けて半シャリ状態になり、子どもたちには特別感のあるメニューとして心に刻まれているようです。
では、パッケージにも表記されている「とくれん」とはどういう意味なのでしょうか?
「とくれん」とは?
プデナーオレンジ80は【徳島県加工農業協同組合連合会】で製造されており、その名前を略した相性の「とくれん」が名前に使われました。
徳島県加工農業協同組合連合会が徳島産温州みかんの活用のため、学校給食用に企画・開発したのが「とくれんオレンジゼリー」です。
現在、徳島県加工農業協同組合連合会は解散しており、同じ徳島県内の浅井缶詰株式会社が製造・販売を引き継ぎ、学校給食に卸しています。
なぜ徳島県で企画・開発されたのに神戸?と思い調べてみると、徳島産温州みかんの最大消費地が神戸なのだそうです。
今でもお祝い献立のデザートとして登場していますが、かつては年10回以上も給食に出されていたこともあり神戸ではずば抜けた人気を誇っています。
ちなみに浅井缶詰さんによると、『20℃前後で10~15分』で自然解凍するのがおすすめなのだそうですよ!
まとめ
神戸の学校給食で今も愛される「とくれんゼリー」についてご紹介しました。
プデナーオレンジ80という名前で、徳島県加工農業協同組合連合会(とくれん)が徳島県産温州みかんの活用のために開発され、徳島県産温州みかんの最大消費地である神戸が卸先として選ばれたものでした!
現地でないと手に入りづらいようですが、神戸にお出かけの際に探してみてはいかがでしょうか?
あらたな旅の楽しみになりそうですね!
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