2024年1月26日からTBS系列で放送が始まった「不適切にもほどがある!」。
阿部サダヲさんが演じる昭和から令和へタイムスリップしてしまった「口を開けば不適切発言」なオヤジと、令和のコンプライアンスに縛られた人々の価値観の違いが面白い”意識低い系”タイムスリップコメディです。
昭和と令和を行き来する主人公や、周りの人たちの関係を昭和と令和に分けて相関図にしました。
「不適切にもほどがある」の昭和版と令和版の関係性を相関図でもう一度確認してみてくださいね!
昭和61年(1986年)キャスト一覧相関図(ネタバレ含む)
昭和のキャスト一覧相関図を作ってみました。
小川家
小川市郎(阿部サダヲ)
中学校の体育教師・副担任・野球部顧問。
妻と死別してからは娘の純子と二人暮らし。
ある日、帰宅しようと乗り込んだバスは「令和行きのタイムマシン」だった!
令和の価値観に触れ、「仏のオガワ」へアップデートされて昭和へ帰還。
最終話では校長の辞任により教頭に昇格。
小川純子(河合優実)
市郎の一人娘。妻に先立たれた父親の気を紛らわせるために「あえて」グレている。
通称:下町の三原順子。隙あらば「ニャンニャン」しようとして市郎をハラハラさせる。
7話で市郎に連れられて令和へショートステイ。
広い世界に触れて価値観が変わり、昭和に戻って猛勉強し大学へ現役合格する。
小川ゆり(蛙亭イワクラ)
大学生の時、教育実習先で市郎に出会う。
昭和56年に病気で他界。享年35歳。
タイムマシンバス
向坂サカエ(吉田羊)
元夫・井上教授が開発したタイムマシンバスに乗って昭和にやってきたフェミニストの社会学者。
昭和で小川家に居候し、息子キヨシも通う第六中学校のPTA役員をやっている。
7話でキヨシの担任の安森から告白され「見た目の好みがドンズバ」とまんざらではなさそう。
安森との「1チョメ」未遂に終わり、令和へ戻る。
昭和に帰還した市郎の後任でEBSテレビのカウンセラーに。
向坂キヨシ(坂元愛登)
サカエの息子で、一緒にタイムマシンバスに乗って昭和にやってきた令和の中学生。
テレビの規制の緩さと、純子に一目ぼれしたのを理由に昭和に残りたいとサカエに駄々をこねる。
最終話では渚とともに令和へ帰還。
犬島渚(仲里依紗)
最終話で市郎と最後の往復バスに乗り昭和へ。
バー「すきゃんだる」で純子とナポリタンを一緒に食べ、「親子の会話」を楽しみ、自分が純子の娘と明かさないまま令和へ戻る。
大学生(Creepy Nuts・DJ松永、R-指定)
最終話で市郎と渚が乗る、最後の往復バスにこっそり乗り込んだ首都工業大学の学生。
令和に戻るタイムマシンバスへ乗り遅れ、市郎の中学の卒業式で歌を披露する。
喫茶・バー「すきゃんだる」
秋津睦実(磯村勇斗)
近藤真彦に傾倒している自称:ムッチ先輩。
純子とはニャンニャン寸前で・・・!?
高校を卒業したら結婚しようと純子にプロポーズするが振られる。
最終話では大江千里ばりのビジュアルに変化する。
戸倉明美(鈴木こころ)
純子とはヤンキー仲間で、同じくムッチ先輩に憧れていた。
最終話では純子に振られたムッチ先輩とカップルになる。
マスター(袴田吉彦)
地元民のたまり場「喫茶・バーすきゃんだる」のマスター。市郎と同い年。
令和へ戻る渚とキヨシに、ムツゴロウ王国は不滅だと令和の自分への伝言を頼む。
第六中学校
安森(中島歩)
第六中学校で市郎の同僚。キヨシが転入した2年B組の担任
7話でサカエに告白する。
イノウエ(中田理智)
サカエの将来の夫で、キヨシの父となる人物。
正体を知らないまま、同級生となったキヨシと仲良くなる。
最終話で市郎から30年後には日本人がメジャーリーガーになると聞き、タイムマシンとメジャーリーガーの二刀流を目指すと市郎に宣言するが「メジャーリーガーはやめとけ」と止められる
サコウ(榎本司)
不登校の同級生。キヨシがラジオ番組あてにサコウへのメッセージをはがきにして送っていたが、訪問してきたキヨシをついに部屋に入れる。(6話)
佐伯(宍戸開)
葛飾区立第六中学校教頭⇒校長代理⇒校長
昭和の価値観バリバリの中学教師。
ふてほどミュージカル・歌の元ネタとゲストのwiki風プロフィール調べました
令和6年(2024年)キャスト一覧相関図(ネタバレ含む)
令和のキャスト一覧相関図を作りました。
タイムマシンバス
小川市郎
渚の窮地を救い、昭和ならではの価値観が新鮮と受け止められてEBSのカウンセラーの職につく。
最終話でサカエに仕事の引継ぎをして昭和へ戻る。
小川純子
6話で市郎と一緒にタイムマシンバスに乗って令和へ。
渚とは自分の娘と知らないまま仲良くなる。
7話で昭和に戻る。
向坂サカエ(吉田羊)
社会学者でフェミニスト。
昭和にタイムスリップしていたが令和に戻り、市郎の後任のカウンセラーとなる。
向坂キヨシ(坂元愛登)
サカエの息子で不登校だったが、昭和を満喫したのちに令和へ帰還。
高級車から降り立ったサコウと再会する。
喫茶・バー「SCANDAL」
犬島渚(仲里依紗)
EBSテレビ「プレサタ」AP(のちにプロデューサーに昇格)でシングルマザー。
5話で市郎の娘・純子=自分の母親と知り、父親のゆずるを市郎に引き合わせる。
最終話で市郎とともに昭和へ行き、母親である純子に正体を隠したまま再会。
令和に戻ってきたのち、市郎の計らいでマッチングアプリによって真彦と99.9%のマッチングとなり交際に至る。
秋津真彦(磯村勇斗:2役)
居酒屋でたまたま隣り合わせた市郎と意気投合、令和での市郎の居候先としてルームシェアする。
実はムッチ先輩の息子で瓜二つ。名前の由来は「近藤真彦」
マッチングアプリで出会った恭子に振られ、落ち込んでいたが最終話にて市郎の計らいによる渚とのマッチングが成立し交際に至る。
井上昌和(三宅弘城)
第六中学校の生徒で市郎の教え子。(昭和時代のイノウエ)
大学教授になりタイムマシンバスを開発した。
井上昌和(小野武彦)
2054年からやってきた井上教授。
サコウの資金援助によりタイムトンネルを開発、市郎に会いに来る。
バー「すきゃんだる」の壁の穴の正体は井上教授が開発したタイムトンネルであった。
マスター(沼田爆)
令和の「SCANDAL」マスター。市郎と同じ米寿。
最終話では昭和に戻る市郎に「昭和の自分に、ムツゴロウ王国は崩壊すると伝えてくれ」と伝言を頼む。
秋津睦実(磯村勇斗)
近藤真彦に傾倒している自称:ムッチ先輩。
6話~7話で令和にタイムスリップした純子を追いかけ、タイムスリップバスに乗って令和へ。
真彦と見知らぬ男(令和のムッチ)に昭和行きのバスに押し込まれて強制帰還させられる。
秋津睦実(彦摩呂)
50代になった令和版ムッチ先輩。
昭和のムッチ先輩を無理やりタイムマシンバスに押し込む。
渚の家族
谷口龍介(柿澤勇人)
渚の元夫でジャーナリスト。正論チャンネルというYouTubeも配信。
最終話では真彦とデートに向かう渚から正人を預かる描写がある。
犬島正人(紡)
渚と谷口の息子。愛称は「まちゃと」。市郎のひ孫にあたる。
犬島ゆずる(古田新太)
渚の父。バブル時代ディスコの黒服だったころ(錦戸亮)女子大生の純子と出会い、結婚する。
昭和からタイムスリップしてきた市郎に「背広仕立てます」と手紙を出すが、やってきた市郎に実は市郎の背広の採寸は初めてではないことを告白し、市郎と純子の「未来」を明かす。
EBS関連
栗田一也(山本耕史)
「プレサタ」プロデューサー(のちにリスクマネジメント部長に昇格)
コンプライアンスに縛られ、タレントの言動や素行に人一倍過敏。
瓜生(板倉俊之)
渚の上司。「できることがあればいって」など、耳障りのいいことを言うだけで何もしない。
八嶋(八嶋智人:本人役)
「プレサタ」MCだったツツミン(ロバート山本)のスキャンダルで急遽MCを代理で勤め、そのまま「しれっと」正式にMCとなる。
江面賢太郎(池田成志)
大物脚本家「エモケン」。古いワードと昔話を連発するが、昭和のリアルタイム親父の市郎と意気投合する。
その他
佐高強(成田昭次)
昭和時代へタイムスリップしたキヨシの同級生。
最終話ではその後、無事に卒業し高校時代の友人たちとオンラインゲームの会社を立ち上げ、現在は「SAKO-GAMES」の代表取締役社長に。
井上教授にタイムトラベル事業の資金援助をする。
まとめ
ドラマ「不適切にもほどがある」の昭和と令和が入り乱れて、訳が分からなくなってしまったので相関図で整理してみました。
未来を知ってしまった市郎は、「決まってしまっている」未来へ向かってどう動くのか?
ドラマのラストは30年後の井上教授が壁穴から会いに来たことで、余白を残すものとなりました。
願わくは、続編やスペシャルで市郎たちに再会したいですよね!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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