若手俳優として注目されている和田庵(わだ・いおり)さんが、朝ドラ『虎に翼』に新キャストとして登場します。
今回は、和田庵さんのこれまでのキャリアや受賞歴、そして『虎に翼』での役どころについて詳しく紹介します。
また、和田庵さんのプロフィールや趣味、特技、留学で得たスキルや、その経験がどのように現在の活動に活かされているのかなどをまとめました。
和田庵プロフィール
和田庵さんの性格は、負けず嫌いで努力家です。
自分ではそのことを自覚していなかったものの、周りの人々から「負けず嫌いだね」と指摘されて初めて気づいたと言います。
そのエピソードの一つとして、「10km走ろう」と決めたランニングで、途中から「もっといける!まだいける!」と自分を鼓舞し続け、結局15kmも走ってしまったことがあるのだそうです。
和田庵デビューのきっかけ
和田庵さんが芸能界入りを果たしたのは、8歳の時のことです。
幼少期から演技に興味を持ち、俳優になる夢を抱いていました。
ご両親もその夢を応援し、オーディションに積極的に参加するようサポートしてくれました。
この強い家族の後押しが、和田さんの芸能界デビューの大きなきっかけとなりました。
初めて挑戦したオーディションで才能を見出され、2017年に映画「ミックス」で俳優としてデビューを果たします。
和田庵さんはこの時まだ12歳でしたが、その演技力と存在感が高く評価され、以降のキャリアの礎を築くこととなりました。
和田庵の留学経験
和田庵さんは中学3年間の予定でカナダへ留学しましたが、コロナ禍の影響で1年半で帰国することとなりました。
この留学の目的は、お兄さんがカナダで留学していたことに影響を受け、苦手だった英語力を向上させることでした。
カナダ留学中、和田さんは英語力だけでなく、洗い物や洗濯を自分で行うなど、自立した生活を送ることで、様々な生活スキルを身につけました。
また、現地での友人とのスケートボードや動画撮影を通じて、コミュニケーション能力も大幅に向上しました。これらの経験は、帰国後の彼の演技にも大きな影響を与えています。
留学から得たものについて、和田庵さんは「英語力」「コミュニケーション能力」「自己管理能力」を挙げており、これらが現在の俳優活動においても非常に役立っていると語っています。
和田庵の主な出演作品
- 映画「茜色に焼かれる」(2021年) – 主演・田中純平役
- 映画「舟を編む」(2013年)
- 映画「夜空はいつでも最高密度の青色だ」(2017年)
- ドラマ「隣の家族は青く見える」(2018年)
- WOWOW「TOKYO VICE」
- 映画「エゴイスト(2023年)–中学時代の浩輔役
和田庵さんの映画デビュー作は、2017年の「ミックス」でした。
この作品で注目を集めた和田さんは、その後も出演作を増やしていきます。
2018年にはテレビドラマ「隣の家族は青く見える」や「フォークロア:TATAMI」に出演し、幅広い役柄をこなすことで俳優としてのスキルを磨いていきました。
そして和田さんにとって大きな転機は、2020年夏のカナダ留学からの帰国後に訪れます。
和田さんは映画「茜色に焼かれる」のオーディションに合格し、主演の尾野真千子さん演じる母親の息子役として大きな存在感を示しました。
この映画は2021年に公開され、和田さんは
- 第95回キネマ旬報ベスト・テン 新人男優賞
- 第76回毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞
- 第35回高崎映画祭 最優秀新人俳優賞
など数々の賞を受賞し、一躍有名になりました。
朝ドラ「虎に翼」の登場シーンと役どころ
6月17日放送の「虎に翼」第56回で、和田庵さんが「道男役」として初登場します。
道男は戦争孤児として生き抜くためスリをして生活する少年で、東京家庭裁判所判事補を兼務する寅子(伊藤沙莉)と小橋たちの視察中に小橋にぶつかったことで物語に関わっていきます。
寅子との出会いをきっかけに、道男は猪爪家での生活を通じて正しい道を歩むようになります。
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まとめ
和田庵さんのプロフィールや趣味、特技、そして受賞作や出演作品についてご紹介しました。
カナダ留学で得たスキルや経験がその後の演技にも生かされ、話題となっています。
「虎に翼」での道男役の演技が物語をどのように盛り上げるのか、今後の成長と活躍に期待したいですね!
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