2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」はまひろ(吉高由里子さん)と道長(柄本佑さん)を中心に平安文化が優美な雰囲気の裏にギュッと濃い人間模様も描かれており、話題となっています。
まひろと父・為時(岸谷五朗さん)が移り住んだ越前で出会う宋の商人で松下洸平さん演じる周明とともにキャスト発表されたのが朱仁聡役の浩歌(はおごー)さんです。
浩歌さんといえば、2023年後期のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」で戦後の大スター・笠置シヅ子がモデルのスズ子(趣里さん)が、上海の地で出会った作曲家役で記憶に新しいと思います。
浩歌(はおごー)さんとはどんな役者さんなのでしょうか?
国籍や結婚、中国での活躍を調べましたのでご覧ください。
浩歌プロフィール
上京したきっかけは、大阪でバーテンダーとして働いていたところ、お客の一人に「東京に出て役者になれよ」と言われたことだそうです。
上京して俳優養成所を経て森田健作さんの運転手兼付き人をしながらエキストラなどの仕事をされていたとか。
ちなみに中国での活躍が目覚ましいですが、浩歌さんは日本人です。
浩歌結婚してる?
妻が4年ぶりの里帰りをしてますんで、今日から我が家のご飯担当をやります。
— 浩歌 (@kojinash0121) October 10, 2023
我ながらまあまあでしょう。
NHKの『きょうの料理』に出れるんじゃない🤭 pic.twitter.com/PaACgyQQph
浩歌さんは、2009年に中国人の一般女性と結婚しています。
奥様との出会いは中国で、出会った頃の奥様は重慶の広告代理店で働いていたそうです。
そんな奥様の名前は【ローラン】ということが明かされていますが、その他の年齢や外見は公表されていません。
また、2010年秋には女児が生まれています。
中国での活動と矢野浩二から改名した理由
2000年に中国で放送された連続ドラマ「永遠の恋人」で日本人留学生役を演じた浩歌さんは、1年後に単身で中国に渡り、中国語の勉強をしながらさまざまな役を演じていきました。
2007年には「世界が尊敬する日本人100人」の一人に選出され、中国での活躍を続けていた浩歌さんは、瞬く間に中国語が堪能になっていたと思われます。
その後、中国雑誌『新周刊』が主宰する2008年度の最優秀娯楽番組司会者賞を受賞、2011年には最優秀外国人俳優賞も受賞するほどの活躍ぶりをみせ、中国で人気の日本人タレント第1位にも選ばれています。
そんな浩歌さんは、当時は本名・矢野浩二で活動していましたが、2022年9月に改名しています。
改名した理由は、中国でさまざまな人から【浩哥 haoge(浩兄さん)】との呼び名で親しまれていたことから、自分自身にも馴染みがあると思い、【哥】と同じ発音の【歌】を使い「浩歌」に改名したそうです。
また、この改名をきっかけに、日本でも更に親しみを感じていただけるようにという希望をこめて、同じ「浩歌」の芸名を使うことにしたのだそうです。
ちなみに「浩歌(こうか)」という単語の意味を調べてみたら中国の楚辞(楚地方で謡われた韻文・詩)で「大きな声で歌う」という使われ方をしていました。
おおらかな親しみやすいイメージがぴったりですね!
まとめ
2000年に中国で俳優として活躍の場を確立した浩歌さんは、多くの番組に抜擢されるほどの人気を集め、いまでは年間で浩歌さんをメディアで見ない日がないほど活躍の幅を広げ、中国のファンの方に広く愛されています。
最近では朝ドラ「ブギウギ」、大河ドラマ「光る君へ」と立て続けに出演されてこれからのご活躍も楽しみにしたい役者さんです!
コメント